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ワードプレスをインストール後、最初にやるべき12のこと【Vol.①サイトアドレス設定】

今回の記事は以下の内容になります。

  • ワードプレスをサブディレクトリからドメイン直下に変更する方法
  • FTPソフト(WinSCP FFFTP等) の設定方法

このカテゴリー(独学ワードプレス)では、ウェブマガジン『GOKUI』編集長の渡辺が独学でワードプレスを学びながら、ウェブマガジン『GOKUI DIY - Creative and Minimum Life -』を構築していく過程や、その後のサイト運営について紹介しています。

僕がこのウェブマガジンの運営を始めるにあたり、最初に取り組んだことは以下の3つです。

ワードプレスでサイトやブログを始めるために決めなければならない3つのこと

【1】 サイト名を決めて、それに合わせた独自ドメインを決めること
【2】 レンタルサーバーを決めること
【3】 ワードプレスのテーマを決めること

その次は、以下の5ステップによってワードプレスを使ったサイトの基礎を構築しました。

WordPressでサイト&ブログを始める5ステップ

【1】独自ドメインを取得する
【2】レンタルサーバーと契約する
【3】独自ドメインとレンタルサーバーを紐づける
【4】レンタルサーバーにワードプレスをインストールする
【5】ワードプレスにテーマをインストールする

今はこの段階ですね。

そしてここからは、インストールしたワードプレスに対して初期設定を進めていきます。
設定項目はたくさんあるので、初期設定の概念とか分類分けについては難しいところではあるのですが、あくまでも独断と偏見で以下の12項目に絞り、以後数回に分けて記事にしていこうと考えていますのでよろしくお願いします。

ワードプレスをインストール後、最初にやるべき12のこと

【1】 サイトアドレスの設定
【2】 サイトタイトルの設定
【3】 キャッチフレーズの設定
【4】 フロントページの設定
【5】 パーマリンクの設定
【6】 スパム対策
【7】 サイトマップの設定
【8】 サーバー容量節約対策
【9】 不正ログイン対策
【10】 googleインデックス対策
【11】 スカイクレイピング対策
【12】 Ping送信の設定

数回の記事に分けて紹介する「ワードプレスをインストール後最初にやるべき12のこと 」シリーズですが、

第一弾【Vol.①】では「 サイトアドレスの設定 」をしていきます。

ワードプレスは安全のためサブディレクトリにインストールしたいけどサイトアドレスはドメイン直下のURLで表示させたい

以前の記事でレンタルサーバー( エックスサーバー )にワードプレス(WordPress)をインストールしましたが、その際安全性等の面からインストール先をサブディレクトリ(例えば/wp)にすることをおすすめしました。

しかしサブディレクトリ(例えば/wp)にインストールすると、当然サイトアドレスが【僕のサイトを例にすると【https://gokui.biz/wp】になってしまいます。

このままで運用上は特に問題ないのですが、本当は【https://gokui.biz】にしたいですよね?

こんな風に。

変更前【https://gokui.biz/wp

変更後【https://gokui.biz】

今回は、このようにサブディレクトリ(例えば/wp)表示になったURLを、ドメイン直下のURL(ルートディレクトリ)に変更する設定をしていきます。

手順は4つです。

① ワードプレス(WordPress)の管理画面のサイトアドレス(URL)を変更する

② FTPソフト(WinSCP FFFTP等)をインストール・設定する

③ サブディレクトリ(例えば/wp)内にある2つのファイル【index.php】【.htaccess】を、ルート直下にコピペする

④ ルート直下にコピペした【index.php】を編集する

設定自体はそれ程難しいものではありません。
順番にやっていきましょう。

①ワードプレス(WordPress)の管理画面のサイトアドレス(URL)を変更する

今回は上記のように、ワードプレス(WordPress) を 【/wp】 という名称のサブディレクトリにインストールしたと仮定して説明していきます。

1)ワードプレスにログインします

2)管理画面から、設定>一般に進むとこのような画面が出てきます。
サイトアドレス(URL)という項目が 【https://gokui.biz/wp】 となっているので、変更したいサイトアドレスである 【https://gokui.biz】に変更するため【/wp】の部分を削除します

3) SAVE(保存)して終了です。
削除するのはサイトアドレス(URL)のところだけです。
間違ってWordPressアドレスのところまで削除しないようにしましょう。

②FTPソフト(WinSCP FFFTP等)をインストール・設定する

次にレンタルサーバーのディレクトリにアクセスできるように、自分のパソコンにFTPソフトをインストールします。
FTPソフトは何でもOKですが、僕はWinSCPやFFFTPを使っています。

WinSCP

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/winscp/

FFFTP

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/

ここではWinSCP を例に設定手順を紹介します。
(FFFTPでも基本同じようなものです)

1)上記リンク先から WinSCP を自分のパソコンにインストールして立ち上げると、このようなログイン画面が出てくるので、各項目を入力していきます。

入力項目は以下を参考にして下さい。

・転送プロトコル
【FTP】

・暗号化
【なし】

・ホスト名
【契約したレンタルサーバーで確認】
※エックスサーバーの場合はサーバーパネル>サーバー情報>ホスト名で確認できます。

・ポート番号
【21】

・ ホスト名
【契約したレンタルサーバーで確認】
※エックスサーバーの場合はサーバーパネル>パスワード変更>サーバーIDで確認できます。

・パスワード
【契約したレンタルサーバーで確認】

2)項目を全て埋めてログインすると、このようが画面が表示されます。

左エリアが自分のパソコン内で、右エリアがレンタルサーバーのディレクトリ内になります。

③サブディレクトリ(例えば/wp)内にある2つのファイル【index.php】【.htaccess】を、ルート直下にコピペする

次にレンタルサーバーのディレクトリ内にある2つのファイル【index.php】【.htaccess】をコピペします。
ただし 【.htaccess】 がディレクトリ内に存在しない場合は 【index.php】 だけでOKです。

1)先ほどの画面の左側(黄枠内)がレンタルサーバーのディレクトリです。

緑枠内を見ると【/gokui.biz/public_html/wp】となっています。
つまりこれは、Windowsのエクスプローラーと同じで 、「gokui.biz」というサーバーの「public_html」というフォルダの中にある「wp」というフォルダの中を表示しているというようなイメージになります。

まずは、この「wp」フォルダにある 【index.php】 (赤枠)をコピーしておきます。

2) 次にひとつ上の階層 「public_html」 フォルダに移動します。

赤枠内の▼マークをクリックすると、このような表示がされるので 「public_html」 を選びます。

3)すると 画面の左側(黄枠内)は 「public_html」 フォルダ の表示に変わるので、ここに 【index.php】 を貼り付けます。

僕の場合は【.htaccess】が存在しなかったのですが、 「wp」フォルダに 【.htaccess】 がある場合には、 これと同じ手順でコピペします。

最後になりしたが、もし「public_html」 フォルダ 内に【 index.html】ファイルがある場合には、邪魔になるので削除しておきます。

④ルート直下にコピペした【index.php】を編集する

次に 「public_html」 フォルダ 内に移動した【index.php】ファイルを編集します。

1)【index.php】を右クリックしてエディタで開きます。

2)最下段の黄色の矢印部分に、サブディレクトリ名の【/wp】を追記します。

変更前【require( dirname(FILE) . '/wp-blog-header.php' );】

変更後【require( dirname(FILE) . '/wp/wp-blog-header.php' );】

3)間違いがないことを確認して保存します。

以上で終了です。

最後に変更後のURL【https://gokui.biz】にアクセスして、こんな風に表示されれば設定は無事完了です。

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