
今回の記事は以下の内容になります。
- パーマリンク設定は、投稿名【 sample-post/ 】 か基本 【 ?p=123 】 の2択です
- パーマリンク設定は出来るだけ早く設定して、以後変更しないようにしましょう
このカテゴリー(独学ワードプレス)では、ウェブマガジン『GOKUI』編集長の渡辺が独学でワードプレスを学びながら、ウェブマガジン『GOKUI DIY - Creative and Minimum Life -』を構築していく過程や、その後のサイト運営について紹介しています。
僕がこのウェブマガジンの運営を始めるにあたり、最初に取り組んだことは以下の3つです。
ワードプレスでサイトやブログを始めるために決めなければならない3つのこと
【1】 | サイト名を決めて、それに合わせた独自ドメインを決めること |
【2】 | レンタルサーバーを決めること |
【3】 | ワードプレスのテーマを決めること |
その次は、以下の5ステップによってワードプレスを使ったサイトの基礎を構築しました。
WordPressでサイト&ブログを始める5ステップ
【1】 | 独自ドメインを取得する |
【2】 | レンタルサーバーと契約する |
【3】 | 独自ドメインとレンタルサーバーを紐づける |
【4】 | レンタルサーバーにワードプレスをインストールする |
【5】 | ワードプレスにテーマをインストールする |
今はこの段階ですね。
そしてここからは、インストールしたワードプレスに対して初期設定を進めていきます。
設定項目はたくさんあるので、初期設定の概念とか分類分けについては難しいところではあるのですが、あくまでも独断と偏見で以下の12項目に絞り、以後数回に分けて記事にしていこうと考えていますのでよろしくお願いします。
ワードプレスをインストール後、最初にやるべき12のこと
【1】 | サイトアドレスの設定 |
【2】 | サイトタイトルの設定 |
【3】 | キャッチフレーズの設定 |
【4】 | フロントページの設定 |
【5】 | パーマリンクの設定 |
【6】 | スパム対策 |
【7】 | サイトマップの設定 |
【8】 | サーバー容量節約対策 |
【9】 | 不正ログイン対策 |
【10】 | googleインデックス対策 |
【11】 | スカイクレイピング対策 |
【12】 | Ping送信の設定 |
Vol.①では【1】サイトアドレスの設定 を、
Vol.②では【2】 サイトタイトルの設定、【3】 キャッチフレーズの設定、【4】フロントページの設定を紹介しました。
今回 Vol.③では【5】パーマリンクの設定をしていきます。
パーマリンクの設定

WEBページを開いた時にアドレスバーにURLが表示されますが、これを「パーマリンク」と呼びます。
ワードプレスで投稿記事や固定ページを作成すると、そのページごとに固有のパーマリンク(URL)が割り当てられることになりますが、
ワードプレスでは、このパーマリンクの文字列(上の画像で言えば 【wordpress-basics-build】の部分)が割り当てられるルールを設定することができます。

パーマリンクのルール設定は、管理画面>設定>パーマリンク設定で変更することができます。
例えば基本【 ?p=123 】を選んでおくと、新規に投稿ページを作成した際【 https://gokui.biz/post-7777 】といった感じにパーマリンクが付けられることになります(数字の部分はワードプレスが他の投稿とだぶらないように自然に付けてくれます)。
選択肢は「基本」「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」の5種類がありますが、その他にカスタム構造を使ってカスタマイズすることも出来ます。
例えばカスタム構造の右の空白に【%category%//%postname%/】と入力すると、「選んだカテゴリー」と「任意に付けた投稿名」がパーマリンク(URL)になります。
僕のウェブマガジン「GOKUI」を例にすると、この設定で新規投稿ページを作成する場合、カテゴリーでmilestone-vehicleを選び、投稿名をclassiccarとしたとすると、パーマリンクは【 https://gokui.biz/ milestone-vehicle/ classiccar 】となることになります。
このようにカスタム構造も含め様々なルールを設定できるパーマリンクですが、結論的には2択で、こだわるなら投稿名【 sample-post/ 】、そうでなければ 基本 【 ?p=123 】 を選べばOKです。
こだわり…、つまりSEO対策を意識するのであれば投稿名【 sample-post/ 】 に設定し、投稿記事を作成する際に、その記事の内容に合わせた投稿名を付けた方が良いです。
理由は、google検索がパーマリンクの文字列もサイトの価値を判断する材料にするため、例えばクラシックカーについて書かれた投稿記事の場合、パーマリンクにclassiccar という文字列が含まれていた方がSEOに有利に働くからです。
ただそれ程SEO対策を意識しないのであれば、 パーマリンク設定で基本 【 ?p=123 】 を選択したとしても何も問題ないです。
最近の google検索はどんどん賢くなっているので、細かなSEO対策よりも記事の内容を充実させれば十分に評価してもらえるからです。

上の画像は現在ご覧になっているページの作成画面です。
記事の内容は「ワードプレスのパーマリンク設定について」なので、赤枠部分(投稿名=URLスラッグ=パーマリンク)を【wordpress-permalink-setting】と入力して投稿しました。
このウェブマガジン「GOKUI」は、パーマリンク設定を投稿名【 sample-post/ 】に設定してあるため、ブラウザに表示されるパーマリンク(URL)は設定通り【 https://gokui.biz/ wordpress-permalink-setting 】 となっているのが分かると思います。
最後に...
上で書いたようにパーマリンクの設定は、投稿名【 sample-post/ 】 or 基本 【 ?p=123 】 のどちらか2択で良いと思いますが、それよりも大事なことがもう一つあります。
それは、パーマリンク設定はワードプレスをインストールした直後に行い、途中で変えないことです。
一度投稿されたページは、google検索等の検索エンジンに登録されたり、他のサイトやSNSからのリンクが張られサイトの価値を上げていきますが、それのベースとなっているのがパーマリンク(URL)です。
つまり途中でパーマリンク(URL)を変更することは、これらの繋がり(リンク)を全て放棄することを意味するので、苦労して上げたサイトの価値がその瞬間にリセットされてしまうからです。
僕のサイトも、ワードプレスをインストールした直後にパーマリンクを設定し、以後変更しないようにしています。
おわり