薬剤師ボランティア

みの薬剤師ボランティアグループとしての新たな試み「在宅訪問」

本日は美濃病院での薬剤師外来開催日でしたが、その直前の時間を使って「在宅訪問」に行ってきました。

これは昨年末から始まった訪問看護ステーションとの連携による成果で、以前から面識のある患者さんが訪問看護のご利用を始められたことをきっかけに、ご家族、訪問看護師、院内薬剤師、主治医等のご協力を得て実現したものです。

みの薬剤師ボランティアグループが活動する美濃市では、調剤薬局薬剤師による在宅訪問的な活動はほぼ行われていません。そうした意味でもボランティアグループ活動としての在宅訪問には乗り越える壁も高いです(逆にチャンスとも言えますが)が、今回はどのような活動がどの程度まで出来るのか、トライアルの意味でやってみようと考えています。

担当する患者(Aさん)はガンを患ってみえます。がん疼痛にオキシコンチン+オキノームを服用されていたものの、嚥下等の問題で疼痛コントロール不良となり体調を崩され、今回訪問看護をご利用されることになりました。

それまでは、 Aさんの状態が不安定だったこともあり、ご家族の不安も大きかったようですが、看護師が毎日訪問することで随分と安心されたようです。

疼痛に関しては、現在フェントステープが導入となり、導入初期に傾眠傾向があったものの、現在は副反応や疼痛も落ち着き体調も戻りつつあるところです。レスキュー薬もゼリータイプのオプソが著効しています。

在宅訪問後には、主治医と疼痛管理についての方向性を確認し、訪問看護師や院内薬剤師との情報共有もできました。

僕の役割は薬学的に患者をサポートしていくこと。
その為の最低限のサポート体制は確立できたかな...。

まだまだ手探りですが頑張ります。

-薬剤師ボランティア

Copyright© GOKUI PROJECTS , 2023 All Rights Reserved.