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Citroen 2CV typeA(シトロエン)【トヨタ博物館】

2020年2月4日

今回は愛知県長久手市のトヨタ博物館に展示されていたシトロエン2CV typeAを紹介します。

Citroen(シトロエン)の歴史と実績

Citroen 2CV typeA(シトロエン)【トヨタ博物館 TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM】【ウェブマガジン「GOKUI」車両図鑑 https://gokui.biz/ 】【岐阜県美濃市Milestone Vehicle https://milestone-vehicle.com/ 】

シトロエンは、1919年にフランスで創業した自動車メーカーです。

創業者であるアンドレ・シトロエンは、第一次世界大戦中に軍事兵器の大量生産により得た利益を資金に自動車生産に乗り出し、当時はまだ贅沢品だった自動車を、軍事兵器で得た大量生産技術を用いることで一般大衆にもたらしました。

シトロエンとしての最初のモデルは1919年に発売された「Type A」です。
市場のインパクトは大きく、自動車生産開始後わずか1年で約1万台を販売し、フランスを含めたヨーロッパ全体の自動車の普及に大きな影響を与えました。

1934年から製造された7CVは、モノコックボディに世界初の前輪駆動(FF)機構を採用した車です。
今では珍しくない前輪駆動(FF)ですが、当時としては革新的だったため、この車にはフランス語で前輪駆動を意味する「トラクシオンアバン」の愛称が付けれました。

1948年から製造された2CV(ドゥ・シー・ヴォー)は、シトロエン初の小型乗用車です。
フランス農民の足として「大人4人とジャガイモ50kgが載せられること」「時速60kmで走行できること」「3リットルのガソリンで100km走ること」「生卵が割れないくらいの乗り心地であること」等、大きなハードルを乗り越えて開発されたことが功を奏し、長い間(1948年~1990年)多くの国民から愛されました。

1955年にパリ・モーターショーで発表された人気車がDSです。
当時としては大柄なボディに、ハイドロニューマチック・サスペンションを採用するなど革新的な車として登場しました。
7CVや2CVのデザイナーでもあるフラミニオ・ベルトーニが担当した流線形のデザインは、余りにも特徴的だったため「宇宙船」とも形容されました。

1970年から製造された小型乗用車がGS-Birotor(ビロトール)です。
この車にはロータリーエンジンが搭載されていました。

このようにシトロエンは創業当時から先進的な技術を積極的に採用することで知られていますが、その中でも随一の技術が、その独特の乗り味から「魔法の絨毯(じゅうたん)」とも形容される「ハイドロニューマチック・サスペンション」です。

通常のサスペンションはショックアブソーバーと金属スプリングで構成されていますが、ハイドロニューマチックサスペンションでは、その役目を窒素ガスとオイルが担っています。

サスペンション全体を同じ油圧ラインで管理しているため、オイル漏れ等の故障時に多額の出費が必要なシステムでしたが、その独特な乗り味で現在でも多くのファンに愛されています。

1970年代に経営危機を迎えたシトロエンは、1976年に同じフランスのプジョーと合併し、PSA・プジョーシトロエングループの一員となりましたが、現在でもその独創性と革新性で世の中に個性的な車を送り続けています。

Citroen 2CV typeA(シトロエン)

Citroen 2CV typeA(シトロエン)【トヨタ博物館 TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM】【ウェブマガジン「GOKUI」車両図鑑 https://gokui.biz/ 】【岐阜県美濃市Milestone Vehicle https://milestone-vehicle.com/ 】

シトロエン・2CV(ドゥ・シー・ヴォー)は1948年から1990年まで製造された革新的なエンジニアリングと実用的な金属製のボディワークを組み合わせた 独創的な小型自動車です。

農民の生活に自動車を普及させることが目的で、当時の副大統領でエンジニアでもあったピエール・ジュール・ブーランジェにより生み出されました。

Citroen 2CV typeA(シトロエン)【トヨタ博物館 TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM】【ウェブマガジン「GOKUI」車両図鑑 https://gokui.biz/ 】【岐阜県美濃市Milestone Vehicle https://milestone-vehicle.com/ 】

時速60kmで大人4人と50kgのジャガイモを運ぶことができ、100kmあたり3リットルしか燃料を消費せず、誰でも簡単に運転できる車であること。

この車の開発には、このような高いハードルが設けられました。

Citroen 2CV typeA(シトロエン)【トヨタ博物館 TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM】【ウェブマガジン「GOKUI」車両図鑑 https://gokui.biz/ 】【岐阜県美濃市Milestone Vehicle https://milestone-vehicle.com/ 】

展示車は1953年式で、グレーのボディ色が似合っています。

空冷式の水平対向2気筒375ccエンジンは、500kg弱の車体を元気に走らせることが出来ます。

Citroen 2CV typeA(シトロエン)のYouTube動画

イギリスBBCで人気の自動車番組「Top Gear」の映像。

Matt LeBlancとChris Harrisが、バスケットと生卵を使った実験「Egg challenge」を行います。結果は...

シトロエン2CVには、電動スターターの故障に対応するため、初期モデルから最終モデルまで一貫してクランクが装備されていました。

この動画では、クランク軸に棒を差し込んでエンジンを始動させる様子が見られます。

コメディ映画のワンシーン。

登場するシトロエン2CVが最後には大変な姿になります。

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