
2年目の学校薬剤師活動が始まりました。
毎年この時期には「水質」「ダニ」「シックハウス」の検査をしますが、昨年から続く新型コロナウイルスの影響で、今年も残念ながらプールの授業が全面中止となったため、水質検査のうちプールの部分だけは省くことになりました。
これで2年連続プールの授業をしていないことになりますが、もちろん感染症対策なので仕方ないとはいえ、全く泳げない子がたくさんできてしまいそうなことを心配してしまいます。
別に泳げなくても日常生活で困ることはありませんが、年間数千人の水死事故のうち、その多くが「泳ぐことができたら助かった可能性がある」と言われていますし、
泳げることのデメリットは一つも無いので、小学生のうちに水への恐怖心というか抵抗感みたいなものは無くしておけるといいのになと単純に思います。
コロナワクチンも徐々に普及してきたことですし、早く日常生活(withコロナ)を取り戻したいですね。

話は逸れましたが、2年目ということもあり、各検査については全く問題なく終了しました。
後日、検査結果を見て驚いたのは、今年からロボット掃除機(ルンバ)を導入した中学校のダニ検査が「全てマイナス判定」だったことです。
基本的に自動で掃除をしてくれるルンバですが、床の素材によって最適な吸引力に自動調節したり、汚れがひどいところは念入りに掃除をしたりと、機能もどんどん進化しながら「安価」になっているようなので、
衛生的にはもちろん、感染対策、部活動、モンスターペアレント対応等で業務負担が問題となっている教職員さんのためにも、全ての学校にルンバを導入したらいいんじゃないの?と思ってしまいました。
ルンバの会社に情報提供すると面白いかな…
色々な意味で下り坂のニッポンですが、こんな時だからこそ「子供の教育」には最大限税金を使うべきではないでしょうか。