
本日は小学校で薬物乱用防止教室を開催しました。
デルタ株による新型コロナウイルス第5波の影響で、岐阜県も緊急事態宣言真っ只中ということもあり、僕の担当する小学校でも、来校者には2週間前から健康チェックカードでの体調管理が義務付けられるという徹底ぶりで感染対策を行っております。
今回の薬物乱用防止教室でも、学校側からも僕の方からも、お互いが気を遣って、直前まで開催方法を「対面形式」か「オンライン形式」かを決めかねていたのですが、
僕としてはやはり「対面形式」がやりやすいということで、学校側にはご無理を言って広い音楽室を用意して頂き、天候に恵まれたこともあって全ての窓を開放して無事開催することとなりました。
昨年度から引き受けた学校薬剤師ですが、小学生に向けて話すのは初めてだったこともあり、改めて小学生高学年向けの「薬物乱用防止指導のねらい」とか「授業をする際の展開例」といった関係書類に全て目を通し、レベルに合わせたスライドを新たに作成しました。
小学校高学年の子供たちが、どの程度の漢字が読めるかとか、自分の子供がとっくにその年齢を過ぎてしまっていることもあって忘れてしまったので、基本的にスライドの漢字には全てフリガナを付けることにしたのですが、
パワーポイントにフリガナを付けるには、全ての文章に「挿入→オブジェクト→Microsoft Word Document」といった作業が必要で、それが分かった時には唖然としましたが、単純作業の繰り返しに苦労しながらも何とか間に合わせることができました。
授業では児童にスライドの内容を敢えて読んでもらったり、薬物乱用に誘われた時の断り方をキャッチボール形式で実践してみたり、最後には復習も兼ねてクイズ問題で楽しんでもらったりと、参加型の薬物乱用防止教室にすることが出来たので、僕も楽しみながら話すことが出来ました。
やっぱり対面授業はいいですね。