車検取得に向けメンテナンス進行中のローバーミニ1000。
今日はウォータポンプを交換します。

まずはウオーターポンプの手前に横たわっているディストリビュータを取り外します。

ウオーターポンプはこのようにデストリビュータの後ろ側にあるので、デストリビュータを取り外した方が後々の作業がやりやすいと思ったから。

デストリビュータは、上部にある固定ボルト2個と下部のベルトの張りを調整するボルト1個を外すと、このようにグラグラな状態になり簡単に外せました。

グラグラになったところでカプラーを外し、ベルトと一緒に取り出します。

これで広大なスペースが出来上がりました。
これなら作業もやりやすそうです。
こうなると、ついでにエンジンブロックも洗浄したくなります。

今回ウォーターポンプは新品を購入しました。
僕のミニは「バイパスあり」タイプです。
もちろん信頼の日本製(GMB)です。

古いウォーターポンプを外します。
ウォーターポンプは5個のボルトでエンジンブロックに固定されていますが、これら5個のボルトとバイパスホースのクランプを緩めると簡単に取り外すことができました。

取り外したウォーターポンプです。
特に不具合があって交換した訳でないので、一応予備に取っておくことにします。

バイパスホースはパンパンに膨れていました。

固定されていたボルト5個は長さが違うようなので、忘れないように写真を撮っておきます。
ボルトは錆が出ていたので、サンポール洗浄した後に防錆剤を塗布しておきました。

ウォーターポンプとの接合面は、スクレーパーでガスケットの残りカス等を剥がした後に、砥石で磨いておきました。
どこかのサイトの受け売りではありますが...
ちなみに僕が使っているスクレーパーはオルファのこれ。
評判が良くて随分前に買ったけど、今なら安い100均のにしちゃうかも…

ウォーターポンプ側も軽く砥石で磨いたあと、ガスケットは付属されていた紙製のものと液体ガスケットを併用してみました。
液体ガスケットはトヨタ純正指定のこれ。
ちょっと高いけど、漏れて繰り返し作業するよりはマシということで。

バイパスホースを繋ぎ、「頼む、漏れないでくれ」と祈りながら一気に装着します。
これで大丈夫…でしょう。漏れないという自信は全くありませんが...