
本日は、前回外れなかったラジエターにリベンジです。

ラジエター側からエンジンルームを覗き込んだところ。
エンジンルームの奥深くにあるこのホースが、前回どうしても外れなかったラジエターのロアホースです。
僕のミニ1000のロアホースは、①ラジエター、②ウオーターポンプ、③ヒーターホースの3か所に繋がっているのですが、どの接続部もゴムがカチコチに固着していて、加えてエンジンルームが狭すぎて上手く力も入らないので、どうしても抜くことができません。もちろん専用の工具もないし。
困ったので調べてみると、電動ファンを外してホイールハウス側からアクセスすると抜きやすいようですが、今回はロアホースを再利用するつもりはなかったので、思い切ってカッターで切断して外してしまうことにしました。

こちらが切断して取り出したロアホースです。
比較的手が届きやすい赤ラインの部分でカットしたら、簡単にラジエターを取り出すことができました(最初からこうすれば良かった)。
こうしてラジエターを取り出すとエンジンルームの空間にずいぶん余裕が出来るので、残ったホース(ウオーターポンプ側とヒーターホース側に繋がった部分)も簡単に取り外すことができました。

こちらはヒーターホースとロアホースが金属製のジョイントで繋がっていたところです。
ロアホース側はカッターで切って取り外したのですが、金属製のジョイントはこのように錆びてしまいヒーターホースから抜けません。

ヒーターホースはこのまま再利用したいので、カッターで切ることも出来ず困っていたのですが、細い工具で隙間を作り、その隙間にCRCを吹き込みながら固着を少しずつ剥がすことで、錆びたジョイントを抜くことができました。

無事外れたジョイントは何やら得体の知れないモノになっていました。
ジョイントがこんな状態だと、冷却系統全てに錆が回ってそうで、この先の作業が思いやられます。

こちらは取り出したラジエターです。一見キレイに見えますが、ラジエターキャップのところから中を覗くと、やはり錆がきています。
...とはいえ、新品を買う余裕はないので、水漏れがなければ再利用する予定。
サンポール洗浄でもしてみるかな。

とりあえずリベンジは成功。
次はファンブレード、ウオーターポンプ、サーモスタット等を外し、洗浄や交換をしていきます。