Mini

ミニの純正ナットがナメて外れないのでハンマーで無理やり叩いて抜きました

僕が自動車DIY生活を楽しんでいるクルマは「89年式ローバーミニ 30th 1000」。

現在は諸事情により車検を切らしていますが、コンディションの維持にはかなり気を使っています。

定期的なエンジン始動はもちろん、オイル交換、グリスアップ、洗車等々、一通りのメンテナンスは欠かしたことはありません。また少し暇が出来た時にはブーツ類の交換、ブレーキ関係や点火系等のリフレッシュ等、DIYメンテナンスをして楽しんでいます。

本日は空き時間にリアブレーキの点検を始めたものの、リアタイヤの純正ナットがナメて外れなかったので、ハンマーで叩いて無理やり外した...という余り参考にならないお話です。

リアブレーキ点検を始めるも…

本日は2時間ほどの空き時間に、「ミニのリアブレーキまわりを点検する」or「エンジンのかからないセローを直してみる」のどちらかで迷ったものの、ミニを触ることにしました。

まずはブレーキの状態を確認するため、ミニ純正クロスレンチを持ち出してきてタイヤを外します。

リア全体をジャッキアップしてフレームにしっかりウマを固定。クルマが不安定な状態になっていないことを確認してから作業を始めます。

特殊形状のナットに苦戦

DIYでクラシックミニをメンテナンスしている方には周知の通りですが、ミニの純正ホイールナットは二重構造の特殊な形状をしています。

これがなかなかの曲者で、精度が悪い上に耐久性も劣るため、長く使っていると必ずといっていいほどナメて空回りするようになります。

僕のミニに付いているナットも結構進行していて、案の定純正クロスレンチの11/16インチが入ってくれません。

改めて見るとナットの角が丸くなっていてヤバそうな状態であることがわかります。

11/16インチより少し大きいサイズのミリソケットならハマるものの、その状態で回そうとしても、2重構造ナットの外側のカバーだけがくるくる滑るように回ってしまい、肝心のナット本体は回ってくれません。

こうなるともう11/16インチのソケットを無理やり叩き込んで滑らないようにして回すしかありません。

11/16インチのソケットを軽くあてがったところで、

ハンマーで叩いて無理やりねじ込んでいきます。

ここまで叩き込めば空回りすることはないはずです。

ソケットハンドルを使ってゆっくり回すと取れました!

こちらは取れたナットとソケットです。

無理やり叩き込んだので当然このままでは抜けませんが、ソケット側からドライバー等をあてがいハンマーで叩いて無理やり抜きました。

結局ホイールナット8個のうち3個(写真手前3個)がナメかかっている状態でした。

ソケットから外す時にドライバーとハンマーで叩いて抜いたので、ナットの頭の部分が凹んでいるのがわかると思います。

どのみち再利用できないので全く問題はないですが、何だかやるせない感じではあります。

今日はここで時間オーバー。

タイヤを外すのに悪戦苦闘したせいで、あっという間に2時間が経過してしまいした。

本当はブレーキドラムを外して中の状態を確認するところまでやりたかったのですが、まあ今日のところは下準備が出来ただけでもヨシとしておきます。

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