現在オーバーヒート対策真っ只中の、我が愛車『89年式ローバーミニ 30th 1000』です。
前回の作業で、新品購入したヒーターコアのサイズが違うことが判明したため、
仕方なく途中で中断していました。
今回は、対策としてヒーターユニット側を適当に加工した後、
適当な部材を使用してヒーターコアをしっかり収めていこうと思います。

今回幸いだったのは、購入したヒーターコアが純正よりも「小さかった」ことです。
もし「大きかった」としたら、ヒーターユニットに収めるのは物理的に不可能ですから…

冷却水の出入口がズレていることに関しては、側面カバーの穴を拡げることで対応します。
まずは、側面カバーの穴を自宅で見つけた年代物のドリルで穴をあけていきましょう。

拡げたい大きさになるように、目印の線を側面カバーに引いておき
その線に狙いを定め、このように点々になるように穴をあけていきました。

そして、その穴を徐々に繋げていったところで無理やりくり抜きました。
穴の右下辺りに無理やり感がしったり出ています。

あとはヤスリを使ってひたすら削って穴を整えていきました。
ちょっと拡げ過ぎた感もありますが、大は小を兼ねるということで。

次に、ボロボロになっていた温風の切替装置のクッションを修復します。

色々考えた末、ここには100均でフェルトを両面テープで貼り付けることにしました。

もちろん単色でも良かったのですが、今回はちょっとした遊び心を持って作業を。
何だかオシャレに仕上がったものの、

この写真のように、フェルトを貼り付けた部分はヒータユニットの裏側になるため、
一度装着してしまうと外からは絶対に見えない場所なんですけどね。

そして今回の作業で最大の懸念事項だった「ヒーターコアの大きさの違い」は、
隙間にテープを貼り付けて補うことにしました。
今回はこうした隙間テープで何とかなる程度の大きさの違いだったのでほんと助かりました。


隙間テープを縦横無尽に貼り付けまくった結果がコレです。
かなり素人的に見えますが、隙間を埋めるという意味では完璧に仕上がったと思います。

ちなみに隙間テープは、加工して拡げた穴の部分でも役立ってます。

最後に左右の側面カバーをネジで止め、温風切替等の動作を確認。
あとは車体に取り付け、冷却水が漏れないようにホースもしっかり固定したら作業終了です。
今回も一筋縄ではいかなかったものの無事終了。
オーバーヒート対策がどんどん進行しています。
こうした隙間テープが役立つかも。
気軽にアクセス出来ない場所にあるヒーターコアなので、医療分野でも信頼性のある3Mで。