
現在オーバーヒート対策真っ只中の、我が愛車『89年式ローバーミニ 30th 1000』
今日はエンジンブロック、ヒーターコア、ヒーターホース内部をサンポール及びサビ取り剤で徹底的に洗浄していきます。

まずはヒーターホースを洗浄します。
エンジンとヒーターコアの間に付いているヒーターバルブを取り外し、
ヒーターバルブ自体は一度分解してオーバーホールします。
僕のミニはヒーターバルブがエンジンルーム内にあったので簡単でした。

ヒーターバルブを取り外したところからヒータコアに繋がっているホースです。
まずはブラシを突っ込んでゴシゴシしておき、その後サンポール水を流しこみました。
ヒーターコアの洗浄効率を上げるには、出口側から逆流させた方が良いとは思ったのですが、
手持ちの道具では物理的に難しそうだったので諦めました。

エンジンからヒーターバルブまでのホースは簡単に取り外せたので、
濃い目のサンポールでつけ置き洗いしました。
多少ゴムにストレスがかかる可能性はありますが、気にせず進めます。

室内のヒーターコア出入口です。
ヒーターコアに漏れ等は全く見られないし、暖房も良く効くのですが、
何せ30年物なので、内部のサビや汚れで機能が落ちている可能性はあります。
サンポールで洗浄したものの、どうしても気になったので、
ヒーターコアは新品に交換することにしました。

次にエンジンブロック内もサンポール水で洗浄します。
ラジエターのアッパーホースからサンポール水を入れ、ロアホースから抜けるように流しました。

お風呂の残り湯を洗濯機に汲み上げる電動ポンプを使い、2時間程循環させました。

仕上げは、中和の意味も込めて「タンクサビ取りクリーナー」でつけ置き洗浄します。
「花咲かGタンククリーナー」が有名ですが、僕はモノタロウに。
何か昔話みたいですが...

ロアホースを閉じておき、エンジンブロック内をクリーナーで満たし丸1日待ちました。
翌日クリーナーを抜き取るとこのように真っ黒な液体が...

最後に流水で徹底的にすすぎ洗いをして終了です。