マイプリウス

僕が普段の足として使っている「プリウス20」。
現在走行距離21万キロを超えるものの、ハイブリッドシステムもまだまだ元気で燃費も良好。
トヨタなのでほんとに丈夫な車で、故障はないし、元々最上級グレードなので装備も充実している。デザインも最近のド派手なデザインよりも柔らかい雰囲気が好みだし、色もシルバーなので汚れもほとんど目立たないときている。
このように全く不満がないプリウス20。あえて言うなら、少し怪しげな外国人ブローカーが同じ車を乗り回していることくらいか...
事の始まりはスポイラー塗装でした
そんなお気に入りのプリウス20ですが、最近気になることが一つ発生。それがこのリアスポイラーの剥げです。
少しずつ剥げが進んでいるとは思っていたものの、久しぶりに見たらかなり進行していて驚いたという次第。ここまで酷いと流石にこのままでは恥ずかしい。

手立ては2つで「塗る」か「替える」か。
中古のスポイラーに交換してもいいけど、そういえば「アルミホールの塗装に使ったFOLIATECが残っていたな」ってことを思い出し、今回はこれを使って塗装してみることにしました。

ご存じの通り、FOLIATECは普通の塗料と違い、一度塗っても塗装自体を簡単に剥がすことができるという優れもの。
賛否両論あるものの、僕は仕上がり具合にも十分満足できたので結構気に入ってます。
ちなみに下の写真は僕が1年ほど前にDIYで塗ったもの。
当初は「直ぐに剥がれるんじゃないかな」とか「洗車機に入れても大丈夫かな」とか色々気にしていたものの、今日まで全く問題なく使えてます。なので耐久性も問題ないかと。

手持ちのFOLIATECが黒なので、必然的にスポイラーもシルバーから黒になってしまうけど、プリウスは20から30にモデルチェンジした時にスポイラー部分が標準で黒色に変わっているので違和感もないはず。

上の写真はプリウス30。スポイラー部分が黒いけどこれが標準。イメージ的にはこんな感じになる予定。

ただプリウス50では車体と同色に戻っているけどね…
まさかのリアガラス破損
そんな訳で、さっそくスポイラー塗装に着手します。物品は揃っているので問題は「いつやるか」だけですが、ちょうど平日水曜日の夜が空いています。
平日の夜か…。少し迷ったものの、
①夜のうちにスポイラーを取り外して塗装
②翌朝乾いたところで取り付け
という、いつもの楽観的なシミュレーションで脳みそがGOサインを出す。
まあスポイラー程度なら深刻なトラブルにはならないよね...?
翌日、陽が落ち始めた18時頃に作業開始。
まずはスポイラーを外すためにリアゲートの内張を剥がし、


次にスポイラーを裏側から固定している4か所のネジを外します。


これでスポイラーが取り外せるはずだったのですが、どうやら接着剤が固着していているようで、左右に動かしてみるものの取れる気配がありません。
仕方ないのでマイナスドライバーをスポイラーとボディの隙間に当て、少しずつ浮かすようにしてみたら、時折接着剤が剥がれるような音がして少しずつスポイラーが浮いてきました。
「よし順調、順調」
...と思った次の瞬間、悪夢のような出来事が訪れます。

何かもの凄い音がしました。
そして周りを見渡した時に見た光景に、たぶん僕の顔は青ざめていたと思います。
そう... リアガラスが… まさかの全面ひび割れ状態…

そして... 一瞬にして走行不能状態…

完全にミス。
完全にやらかした。
そして…とても困った。
「またお金が要るな」「明日からの足どうしようかな」など、色々なことが頭をめぐり、動揺を隠しきれない。
さてどうするか。
リアゲートごと交換へ
修理屋さんでガラス交換すると、純正ガラスで10万コース、安い輸入ガラスでも5万は下らないと思う。
でも正直こんな古いクルマに大金はかけたくないので、自分で修理するしかないです。でも僕にガラス交換はハードルが高いし、出来たとしても時間がかかる。
...とうことで、いっそのことリアゲートごと交換してしまうことにします。
ヤフオクの相場も意外に安かったしね。
FOLIATECでスポイラーを塗装するだけの予定が、リアゲート丸ごと(スポイラー含む)交換という大ごとになってしまいましたが、 まあ何とかなるでしょう。
またネタが出来たな…と思いつつ、次回に続く