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三菱PX33【三菱オートギャラリー岡崎】

今回は愛知県岡崎市の三菱オートギャラリー岡崎に展示されていた三菱PX33を紹介します。

三菱自動車の歴史と実績

三菱自動車は1970年に三菱重工業から独立して誕生した日本の自動車メーカーです。

日本の自動車メーカーとしては一番古くから自動車を生産しており、1917年に制作が始まった「三菱A型」は日本初の量産乗用車でした。

1946年にはオート三輪型ピックアップトラック「みずしま号」を製造、1952年からは警察予備隊(現陸上自衛隊)のために四輪駆動車「三菱ジープ」をノックダウン形式で製造していました。

1960年からは「三菱500」「三菱コルト600」で小型車市場に参入。エンジンはリアに搭載し、ボディやサスペンションに当時最先端の技術を導入しながらも、39万円という低価格で販売されました。

1970年代は「コルトギャラン」「ランサー」「ギャランΣ」「ミラージュ」等の乗用車が、1980年代からは「パジェロ」「デリカ」等の四輪駆動車やミニバン「フォルテ」が発売されました。

1980年代後半からはモータスポーツでの活躍が目立つようになります。
特にパリダカ(パリ・ダカールラリー、現在のダカール・ラリー)でのパジェロ、WRC(世界ラリー選手権)でのランサーの活躍は目覚ましいものでした。

近年では、2009年には世界初の量産型電気自動車「アイミーブ」(年産1千台を超える量産)を生産するなど、日本の自動車産業のパイオニアとしての歴史と実績を更に積み重ねています。

三菱PX33とは

三菱PX33は、1934年に日本政府から陸軍自動車学校向けに製造依頼された車ですが、あくまでも試作車であり一般向けに販売された実績はありません。

駆動系は日本初のフルタイム4WDが、エンジンも日本初の直噴ディーゼルエンジンが搭載されています。後の三菱車が搭載して話題になる技術が、この時代に実現されていたことに驚かされます。

開発は数年間継続されられましたが、政府は三菱の工業製品の製造能力を商業開発に移行することに方針を転換したため、1937年PX33の開発は中止となりました。

展示車は1988年にフランスのソノート社によるパジェロベースのレプリカで、製作費は当時のレートで20,000円なんだとか???

PX33の技術は、後のモータースポーツにおける三菱の成功の礎を築いたとも言えるでしょう。

三菱PX33のyoutube動画

オフロードを疾走するPX33。ドライビングスクールの映像とのことですが、4輪ドリフトもしっかり決まっています。

Henri Joosten Racingが2013オフロードラリーオランダに三菱PX33で参戦するドキュメンタリー映像。フルタイム4WDを駆使しながら疾走する白×緑のボディが新鮮です。

ビーチレースに参戦する三菱PX33。貴重なオンボード映像と共に、ビーチレース楽しさが伝わってきます。

おわり

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