この記事では、グーグルアドセンス広告を掲載する方法のステップ②として【サイトの作り込み・審査申請】を紹介します。
- Google Adsense(グーグルアドセンス)の広告を自分のサイトに掲載するためには、 Googleに広告を掲載するに値するサイトだと認めてもらう(審査をパスする)必要があります。その為には「ボリューム」「継続性」「健全性」を意識ながらサイトを作り込んでいきましょう。
- Google Adsense(グーグルアドセンス)に審査を申請する際には、専用の「Adsenseコード」を自分のサイトに貼り付ける必要があります。HTML(<head>と</head>の間)を直接書き換えてもOKですが、プラグイン「 Head, Footer and Post Injections」を使用する方が簡単で確実です。
WEB MAGAZINE「GOKUI」の運用を開始して約3か月が経過し、徐々にサイトの内容が充実してきました。
前回までに3つのSNS 「Instagram(インスタグラム)」「Twitter(ツイッター)」「Facebook(フェイスブック)」 との連携を終えたので、次のステップとしてアドセンス広告やアフィリエイト広告を設置して行こうと思います。
広告を設置するサービスは色々ありますが、まずはGoogleが提供しているコンテンツ連動型広告配信サービスである「Google Adsense(グーグルアドセンス)」から始めることにしました。
理由は、アドセンス広告では誰もが知っているほどメジャーな存在で情報が多いことと、付随する関連サービスや分析手法等も充実しているため、ウェブマーケティングの視点からもとても興味を持ったからです。
僕のウェブマガジン「GOKUI」は趣味色が強いサイトなので、アフィリエイト広告による収入はまず見込めませんが、アドセンス広告ならサーバー代くらい(月1000円程度)は稼いでくれるかもしれません。
淡い期待を抱きつつ、楽しみながら取り組んでみようと思います。
ちなみにグーグルアドセンス広告を掲載するには、以下の3つのステップを踏む必要がありますので、順に進めていく予定です。
グーグルアドセンス広告を掲載する3つのステップ
ステップ① | 【アカウント取得・利用登録】 |
ステップ② | 【サイトの作り込み・審査申請】 |
ステップ③ | 【広告設置】 |
前回はグーグルアドセンス広告の利用登録をしましたので、今回はステップ②としてサイトの作り込みと審査申請方法について紹介します 。早速進めていきましょう。
自分のサイトを作り込む
前回の記事でグーグルアドセンス広告の「利用登録」をしましたが、それだけでは自分のサイトに広告を掲載することはできません。
なぜなら、まだ自分のサイトが「広告を掲載するに値するサイト」だとGoogleに認めてもらっていないからです。
Googleに自分のサイトを認めてもらうためには、Googleの審査をパスする必要がありますが、 当然そこにはGoogleの「審査基準」が存在します。
審査基準についてGoogleは明確に公表しておらず、試しに「Google Adsense 審査 落ちた」等とググってみると分かりますが、最近はどんどん審査が厳しくなっているようです。
年々厳しくなる審査ですが、基本的に忠実なサイトを作りさえすれば恐れることはないので、まずは以下の3つを意識しながらサイトを作り込んでいきましょう。
サイトのボリューム | 文字数が1000文字程度の記事を20~30投稿する |
サイトの継続性 | 投稿する20~30の記事は1ヶ月程度かけて徐々に投稿する |
サイトの健全性 | Googleのポリシーやガイドライン違反はもちろん、著作権(画像や文章)には注意する |
ネットの噂では、「20記事書いても落ちた」「何度申請しても合格しない」といった声も聞かれますが、落ちた理由のほとんどはgoogleのポリシーやガイドラインに違反しているか、記事の数やボリュームが足りていないかのどちらかのようです。
過度な心配はせず淡々とサイトを作り込んでいけば、必ず審査はパス出来ますのでご安心を。
グーグルアドセンスに審査を申請する
自分のサイトがある程度出来上がり、グーグルアドセンスの審査をパス出来そうになってきたら、審査を申請してみましょう。
申請は Google Adsenseのページ( https://www.google.com/intl/ja_jp/adsense/start/# ) から行います。
手順は、 Google Adsenseのページに表示された自分専用の「Adsenseコード」を、コピーして自分のサイトのHTML(<head>と</head>の間)に貼り付けるというとても簡単な作業です。
Googleはこの手順を「サイトとAdsenseをリンクさせる」と表現しています。
早速やってみましょう。
1)前回利用登録を終えているため、Google Adsenseのページ ( https://www.google.com/intl/ja_jp/adsense/start/# ) のホーム画面に行くと、下の画像のような表示になっているはずです。
この画面の一番下の枠の中に記載された文字列が自分固有の「Adsenseコード」になります。
まずは、この「Adsenseコード」をコピーしておきましょう。

2)次にコピーした「Adsenseコード」を自分のサイトのHTML(<head>と</head>の間)に貼り付けます。
この作業は多少知識があればHTMLに直接貼り付けられますが、プラグインを使用した方が簡単で確実なのでオススメです(Googleもプラグイン使用を推奨しています)。
プラグインの種類は問いませんが、今回は「 Head, Footer and Post Injections」というプラグインを使用して作業を進めます。
3)ワードプレスの管理画面から、プラグイン>新規追加と進み、プラグインを追加する画面を表示させます。
キーワード右の空欄に 「Head Footer and Post Injections」 と入力すると、Head, Footer and Post Injectionsが表示されるので、「今すぐインストール」をクリックしてインストールします。

4)インストールが終わったら「有効化」をクリックします。

5)次にワードプレスの管理画面から、設定>Header and Footerを選択し、「Head, Footer and Post Injections」の設定画面を表示させます。
Header and Footerタブの<HEAD> PAGE SECTION INJECTIONに、先ほど1)でコピーしておいた「Adsenseコード」を貼り付けます。
貼り付けが終わったら画面の一番下までスクロールして、「SAVE」ボタンをクリックして下さい。
これで「Adsenseコード」の貼り付けは終了です。

6)最後にGoogle Adsenseのページに戻り、「サイトにコードを貼り付けました」にチェックを入れ「完了」をクリックします。

7)手順が間違っていなければ、このようなメッセージが表示され申請完了です。

8)Google Adsenseのホーム画面に戻ると このような表示に変わっています。
記載されている通り審査は通常数日で終わりますが、時間がかかる場合もあるようなので気長に待ちましょう。

9)僕のウェブマガジン「GOKUI」( https://gokui.biz/ )の場合は、翌日に審査が通過した旨のメールが届きました。

最後に
僕の場合は、ある程度サイトが充実して(100ページほど投稿して)から急にアドセンス広告の掲載を思いいたため、意外と簡単に通過してしまいました。
アドセンス広告やアフィリエイト広告を目的にサイト運営をする場合には、広告主の審査をパス出来ないと焦ってしまうかもしれませんが、上にも書いたように「サイトを作り込んでいけば審査は必ずパス出来る」ので、過度な心配はせず淡々とサイトの作り込み作業を進めていきましょう。
今回審査が通りましたので、次回はステップ ③として【広告設置】を行ってみようと思います。