
本日はマウンテンバイク(GIANT STP)を引っ張り出してきて軽くレストアを施行しています。
子供たちが小学校低学年までは、週末が来る度に散歩に連れ出していた僕ですが、「自転車に乗られるようになったね!」と喜んでいたのも束の間、
あっという間に子供たちの行動範囲が広がってしまい、仕方なくMy自転車を購入して追いかけ回ることに…

クルマならスポーツカー、バイクならレーサーレプリカ、スキー&スノボならアルペン好きな僕なので、自転車なら当然ロードバイクを選びたいところですが、
公園内等で走り回る子供たちをツールドフランス並みのロードバイクで追いかけるにはいかず、仕方なく購入したのがGIANT STPでした。
当時の僕はGIANTというメーカーを全く知らなかったのですが、調べてみるとお値打ちな割に作りが良さそうということで、最後は半ば指名買いみたいな感じだったのを覚えています。

仕方なく選んだマウンテンバイクでしたが、乗ってみると思いのほか面白く、子供たちのために庭に作ったオリジナルコースを一緒に走ったりもしましたが、
子供たちが大きくなるにつれ次第に出番が少なくなり、その後数年活躍しただけで、いつの間にか農機具小屋の片隅に追いやられ長年埃を被ることになっていました。
写真に写っている息子も来年には大学生になりますが、今回のSTPレストアは、実は首都圏の大学に行くであろう息子のために仕上げます。
アクティブだった息子を追いかけるために購入した僕のSTPを、まさか10年後に息子自身が乗ることになるとはね...

放置していた期間は概ね10年です。
空気の抜けたタイヤは、自転車の重さに耐えられず変形していました。
チューブがダメになっていることを承知で空気を入れてみたところ、意外にも漏れることなくパンパンに入りましたが、さすがに怖くて乗れないので全交換します。

金属チェーンは完全に錆びついていました。
ローバーミニのメンテナンスで得意の「サンポール洗浄」をしてもいいのですが、手間をかけるほどの価値はないので、こちらも交換してしまいます。
変速機は7速に上手く入らないようですが、これは調整で治るでしょう。

フロントブレーキは正常ですが、リアブレーキは調整が必要のようです。
ただケーブルを交換するほど重症ではありません。

何はともあれ、まずは水洗い。
農機具小屋で10年放置していたので埃はすごいですが、雨風をしのいでいたこともあり全体的に程度は悪くないです。


今後は首都圏での街乗りがメインとなるので、転がり抵抗が少なくなるようにタイヤ幅は今までより若干細くて、ブロックパターンもオンロード向けで且つ雨の日に滑りにくいタイヤを選びました。
チューブはタイヤに合わせてパナレーサー製(米式バルブ)を選びました。
サイズは26 x 1.625~2.10インチ用なのでバッチリ入るはずです。
リムテープは19mmのものが売られて無かったので、18mmにしようか20mmにしようか迷いましたが、
+1mm程度なら問題なく入るだろうと祈りながら20mmをポチッと購入しました。

タイヤの交換は息子にやらせてみました。
今時の子は自転車のメンテナンスなんて自分でやったことない子ばかりだろうけど、息子にはパンクの修理やタイヤの交換くらいは出来るようになって欲しいと思う。

金属チェーンは、工具付きで評判が良さそうなこちらの商品を購入してみました。
金色のチェーンもあり少し迷ったけど、このSTPにはさすがに合わないなと...


金属チェーンもしっかりとした作りで全く問題なさそうです。
サイドスタンドはアマゾンでよく売れているものを選びました。
アマゾンのレビューも最近は怪しいものですが...
フロントライトは信頼のパナソニック製にしました。
実はパナソニック(ナショナル)が大好きなので、近頃話題のEV電池も中国に負けないよう頑張って欲しい。
CATLは手ごわいけどね...
リアのライトは点灯忘れや電池切れに気づかないと危ないと思ったので、ソーラー式且つ自動点灯できるやつを選びました。
本当はパナソニック製が良かったけど、どうもデザインがしっくりこなくてコチラにしました。
ワイヤーロックはこれで。
ほんとはもう少し長めが良かったけど、暗闇でも見やすいという実用性に惹かれました。

...という訳で完成。
このSTP、来年には元気よく首都圏を走り回っていると思います。