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薬剤師ボランティア

みの薬剤師ボランティアグループ 退院時薬剤情報連携加算の書式

本日は病院からの依頼で「退院時薬剤情報連携加算」用の情報提供文書の書式を考えています。

「退院時薬剤情報連携加算」とは、令和2年度の診療報酬改定で新設されたポリファーマシー解消への取り組みを評価する項目の一つで、保険医療機関と保険薬局の連携を促す狙いがあるようです。

今までも、保険薬局から保険医療機関への情報提供については評価される項目がありましたので、それの逆バージョンといったところでしょうか。

算定要件としては、

保険医療機関が、入院前の内服薬の変更をした患者又は服用を中止した患者につい て、保険薬局に対して、当該患者又はその家族等の同意を得て、その理由や変更又は 中止後の当該患者の状況を文書により提供した場合に、退院時薬剤情報連携加算として60 点を所定点数に加算する。

ということなので、

入院を機に内服薬の変更(基本的には減量方向)があった場合に、その旨を保険薬局に「文書」を用いて情報提供すれば算定ができるようです。

ただし文書には薬剤の見直し理由や患者の状態を記載する必要があるため、個人情報の観点から「患者又は家族の同意」が必要であることや、

内服薬の変更に関しては「入院前の内服薬」を基準にするため、入院時の持参薬を確実に把握しておく必要があること等が条件付けられているので、マンパワーが不足しがちな中小病院にとっては、一定のハードルはありそうです。

この辺りは、地域連携における「入退院支援加算」「薬剤総合評価調整加算」「薬剤調整加算」といった他の項目も意識した構造になっていて、毎度のことながら厚生労働省の役人は賢いなぁと思います。

肝心の情報提供文書は、日本病院薬剤師会の薬剤管理サマリーの様式や、保険薬局が使う服薬情報提供書(トレーシングレポート)等を参考にしながら、

患者基本情報等は電子カルテから抜き取るように設定し、記載項目は可能な限り簡素化することで、

現場の負担は最小限に留めながら、情報共有のメリットを最大化するようにします。

データ管理と意思のあるシンプル化。

ここは僕が一番得意とするところ。

退院時薬剤情報連携加算の書式

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