みんなの薬剤師

第6回みの在宅支援薬剤師ミーティング

11月4日に「第6回みの在宅支援薬剤師ミーティング」が開催されました。

「在宅支援」を軸に地域の薬剤師による連携力を高め、より質の高い医療(薬物療法)の提供に繋げていくことを目的として立ち上げられたこのミーティングですが、

現場で役に立たない机上の空論的な内容ではなく、経験に基づいた実践的な知識や技術を身に付けられる内容にこだわって開催してきたつもりです。

このようなこだわりが少しずつ実を結び、形になっていく過程を見ていくのは楽しいものですが、今回はミーティングに参加している調剤薬局の薬剤師(Tさん)に、在宅支援を担当している患者さんについて「在宅支援に関する症例報告」をして頂きました。

この患者さんは線維筋痛症を患ってみえるのですが、在宅支援をしていく中で、この病気の元々の特性や、「認知症の症状が出現し始めたのでは?」といった家族の心配を解消するために、薬剤師の視点が発端となって「(僕の勤める)精神科病院への受診を促す」といった連携ができた事例になります。

この連携では、調剤薬局の薬剤師、主治医のいる病院の薬剤師、精神科病院の薬剤師(僕)が連携し、主治医・地域のケアマネ・訪問看護等々の協力を得ながら繋げていった訳ですが、

僕たち薬剤師のネットワークがあったからこそ可能だった連携でもあるので、改めてこうした繋がりから患者さんやご家族に安心感を与えられたことを嬉しく思います。

Tさんはほぼ大学を出たばかりの女性薬剤師さんですが、少し気難しい性格のこの患者さんにも、持ち前の元気さで上手く入り込むことが出来ていたし、

病院の女性薬剤師さんからの適格なアドバイスを受けながら、女性ならではのきめ細かな対応ができていたと思います。

実践的な知識や技術は、まずは「やってみよう」と思うチャレンジ精神があるからこそ活かされるもので、そういったタイプの人は概ね失敗しても成長していきます。

その意味で、このミーティングを開催すること自体が、薬剤師が地域に出て行く背中を「ググっと」押している側面もあると思うので、

これからもこだわりを持った活動を続けていくことで、在宅支援をする薬剤師のPDCAサイクルを上手く回し 今回のような事例がどんどん増えてくるといいなぁと思いながら症例報告を聞いていました。

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