本日は交通事故で被害者となった父親に「後遺障害診断書」が必要になったことで、事前準備をしています。
父親が交通事故の被害に遭ったのは昨年3月のことで、居眠り運転のハイエースが対向車線からはみ出し、父親の運転する軽トラックに正面から衝突してきた事故でした。
大きな車との正面衝突だったので命が助かっただけでも幸いでしたが、全身打撲による肋骨骨折や20針以上を縫う擦り傷により、入院生活は1ヶ月以上にも及び、今でも下肢の瘢痕は明確に残り、腰の痛みも残っているようです。
事故からちょうど1年が経過した今月、保険会社から「そろそろ補償の清算をしたい」との連絡が入ったことで、僕としても父親が満足できる補償を受けられるために本腰を入れて取り組む必要が出てきました。
一般的に交通事故の被害者は、治療費、休業損害、慰謝料、車の修理費等が補償されますが、今回僕が一番心配しているのは慰謝料のところです。
と言うのも、慰謝料の金額は「入・通院期間」や「後遺障害の程度」によって決まり、父親の場合は後遺障害がどの程度認められるかによって慰謝料が大きく変わってくるからです。

後遺障害の程度は、医師が記入する「後遺障害診断書」に書かれている内容に左右されますが、素人目では「後遺障害第14級」の「下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの」に該当すると思っているので、ここはどうしても譲りたくないラインです。(写真参照)
最終的に医師の判断に委ねるしかないものの、後遺障害が認められないとなると随分慰謝料が減額されてしまう可能性があるから問題です。
出来ることは全てやっておかなければ気が済まない性格の僕は、父親に「事故から現在までの身体的な症状や精神的な苦痛等をまとめた経過表」を書かせ、更に「瘢痕の写真」を一緒に添付して医師に提出することにしました。
こうした準備が効果を発揮するか否かは分かりませんが、瘢痕の写真を添付する案は知り合いの弁護士さんの助言で思いついたもので、さすがその道のプロはアドバイスが的確で有難かったです。
そして後遺障害診断書が出来上がった暁には、いよいよ保険会社との交渉が待ち構えています。
今後について知り合いの弁護士さんには、もう一つとても重要なアドバイスを貰いました。
それは、「これから保険会社とのやりとりが始まると、腹が立つことがいっぱいあると思うけど、余り気にしないように」...ということ。
まあスムーズにいくとは微塵も思っていませんが、覚悟が必要なのは確かなようです。
さてどうなることやら…ですね。