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Minimam Life

クルマは最高の防災グッズです~車載用防災グッズも紹介~

2019年12月7日

令和元年も全国各地で多くの災害が発生しましたが、ニュース映像では洪水により自宅が浸水した被災者がクルマで一夜を過ごしたり、停電で自宅のエアコンが使えない被災者が暑さや寒さをしのぐためにクルマで過ごす姿を何度も目にました。

そうした光景を目にすると、クルマは最高の防災グッズだと改めて思います。

被災した状況になった時にクルマがあると色々な用途に使用できるからです。

ワンボックスカーであれば数人が横になって眠れてしまうし、普通車でもエコノミークラス症候群にさえ気を付ければそこそこ快適に眠ることができます。

夜でも明かりが確保できるし、エアコンが効くので余計な体力も消耗しません。クルマに付いているラジオやテレビがあれば災害情報の収集もできてしまいます。

その土地が危険だと思えば、安全な場所まで逃げることができるというのも大きなメリットになります。

クルマから電源を取れるようにしておく

クルマからは電源を取ることも出来ます。家族との連絡に欠かせない携帯電話やスマートフォンへの充電や、少し出費を覚悟すれば家電製品を使うようにも出来ます。

スマートフォンに充電する程度であれば、シガーソケットを利用するタイプの「USBシガー充電器」を購入すればOKですが、

もし家電製品を使いたいのであれば、家庭用コンセントを刺すことができる「DC/ACインバーター」が必要になります。

DC/ACインバーターにはいくつか種類があり、手軽さを求めるならシガーソケットから電源を取るタイプの製品もありますが、消費電力が少ないノートパソコンや電気スタンド程度しか使えません。

災害時を想定するなら、バッテリーに直付けするタイプの1500W程度まで対応したDC/ACインバーターを選んでおくと、電子レンジ、炊飯器、電気ポット、ドライヤー、冷蔵庫など消費電力が大きい家電まで使うことが出来て便利です。

DC/ACインバーター購入時には製品の出力波形(正弦波or疑似正弦波)には注意が必要です。家庭用コンセントと同じ正弦波の製品なら問題ありませんが、疑似正弦波の製品だとマイコン制御の家電製品は使えない場合もあるからです。

ガソリン満タンでどのくらいエンジンをかけ続けられるのか

このようにクルマは最高の防災グッズになり得ますが、ガソリンが入っていなければ「ただの鉄の塊」に過ぎません。

ではガソリン満タンの状態でどのくらいの時間エンジンをかけ続けることが出来るのでしょうか?

計算するにはアイドリング状態でのガソリン消費量を知る必要がありますが、一般社団法人省エネルギーセンターのHPに「2000ccエンジンの例で、エアコンオフの状態で10分間に130cc消費する」と書いてあったので、これを参考に計算してみようと思います。

10分で130ccということは60分(1時間)で780cc、つまり0.78リットル消費します。

2000ccクラスのクルマの燃料タンクには概ね50リットルくらいのガソリンが入るので、

50リットル÷0.78リットル/h=64.10h

つまりガソリンを満タンにしておけば、概ね2日半ほどエンジンをかけ続けられる計算になります。

排気量、燃料タンク、エアコンの使用等でガソリン消費には変動があるので一概には言えませんが、参考程度に覚えておくと良さそうです。

災害への備え(車載用)

最後に車載用の防災グッズをいくつか紹介します。

自宅に防災グッズを備えているご家庭はありますが、車にも防災グッズを備えておくと、車で災害に合った時だけでなく自宅用のバックアップとしても役立ちます。

車載用防災グッズとして気を付ける点は「温度変化」です。
特に夏は車内温度が50℃以上にもなるので、飲料水や保存食については車載に適したものを選ぶ必要があります。

更に電池、ライター、スプレー缶等は破裂・発火の恐れがあるので注意が必要です。

◎飲料水

通常の飲料水は常温保存を前提としたものなので注意が必要です。防災用の飲料水も高温を想定したものは少ないです。

おすすめは耐温度域がマイナス20~80℃の「The Next Dekade7年・10年保存水」です。
10年持つことを思えば価格も納得できます。

◎保存食

保存食も飲料水と同じく常温保存を前提としたものが多いので、保存温度には注意が必要です。

おすすめは同じく価格は高いものの「The Next Dekade7年・10年保存クッキー」です。
自動車メーカーにも採用されるほど高品質なので安心です。

◎懐中電灯

乾電池は高温になると破裂することが知られているので、乾電池を使用しないタイプの明かりを選ぶ必要があります。

おすすめは電池が不要で発熱しない「ルミカ防災用簡易ライト」です。軽く折り曲げるだけで光り始めるなど操作も非常に簡単で価格も安いです。

◎防寒

寒い時期の災害を想定した防寒グッズも必要になります。

下のようなアルミブランケット等を用意して、更に毛布、手袋、カイロを百均で揃えれば万全です。
寝袋が用意できれば最高ですが...。

◎衛生

簡易トイレは凝固剤、汚物袋、防臭袋がセットになった「BOS (ボス) 非常用 トイレ セット」が人気です。
15回分で2000円程度。交換サイクルも10年と長いです。

その他の衛生用品は、マスク、ティッシュ、タオルもあると便利です。

◎緊急脱出

せっかく防災グッズを車載しておくのであれば、緊急脱出用グッズも一緒に載せておくべきです。

おすすめはキーホルダータイプの「 レスキューミー 」。
約18gと軽くて持ち運びが出来るので、常に持ち歩いていれば他の車に同乗していて事故に巻き込まれた際にも使用することが出来ます。

シートベルトカッターも付いていて、自動車メーカーの純正オプションにも採用されるほど高品質なのも安心できます。

まとめ

今回は車載用の防災グッズを紹介しましたが、必要最低限で良ければ数千円もあれば揃えることが出来そうです。

備えあれば憂いなし。ちょっとした心がけで生死が分かれるとしたら安いものですね。

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