
~Prologue~
いらないなら,処分するぞ。
そんなひとことから,
私の元へ,引き取られてきた,アウトビアンキA112
いつもの癖で,また,拾ってきしまった。
とりあえず,だめでもともと。
動けば,もうけものだ。
軽い気持ち出始めた,レストア作業。
いろんな,困難が待っているとも知らず。

どうもアイドリングが安定しません。キャブクリーナーを吹いたりしたのですが,効果ありませんでした。
そこで,意を決してオーバーホール。
まず購入したのは,オーバーホールキット
部品代金:6,000円

キットの中身です。
さまざまなガスケット。フィルター・Oリング等。
これで調子が良くなってくれれば。

分解前に記念撮影。
加速度ポンプは正常に作動しています。
アイドリングが安定しない。上が全然吹けあがらない。
となると,メインジェット・エアジェット・アイドリングミクスチャーあたりが怪しいですね。

横からの写真です。
ダイアフラムも正常に作動していました。

上部のネジを6本ほど緩めると,キャブが分割できます。
ガスケットがかなり劣化しています。
どこからかエアを吸っている可能性も有りますね。

さらに分解を進めます。
ここまでで,分解は終了。
あとは,素人が手を出すと調整が難しいでしょう。
ここからは,エア・キャブクリーナーで洗浄をします。

一番左が,アイドルミクスチャースクリュー。

左下に,燃料フィルターがつきます。

洗浄を終わって組み付jけをはじめます。
ガスケットを取りつけ,更にフロートを組み付けます。

アップです。

アイドルミクスチャースクリューと加速ポンプのOリングを交換します。はずしてみると,ゴムが劣化して割れてしまいました。
これも怪しいですね。

加速ポンプのダイアフラムです。こちらはそんなに劣化していませんでした。
と,完成写真を取り忘れてしまいました。すみません。
その後,エンジンをかけてみました。
嘘のようにアイドリングが安定して,エンジンも上まで吹けあがります。大成功。これで,機関は完成だな。うん・うん。