
~Prologue~
いらないなら,処分するぞ。
そんなひとことから,
私の元へ,引き取られてきた,アウトビアンキA112
いつもの癖で,また,拾ってきしまった。
とりあえず,だめでもともと。
動けば,もうけものだ。
軽い気持ち出始めた,レストア作業。
いろんな,困難が待っているとも知らず。

トランスミッションを下からのぞいています。
当初は,シャーシブラックで真っ黒だったのですが,手を真っ黒にして掃除しました。
やりだすと,とことんまでの性格なので(涙)。

左側ドライブシャフトの取り付け位置です。
こちらは,ドライブシャフトブーツバンドでブーツを固定します。

右側ドライブシャフトの取り付け位置です。
こちらは,金属のプレートでブーツを固定します。

ドライブシャフトブーツバンドです。
パーツ屋さんで,購入しました。
国産の車ですと,ブーツ・グリス・ブーツバンドがセットで,購入できるんですが,さすが,イタ車。
一個200円ぐらいでした。
大と小です。

部品をきれいにしました。
ドライブシャフト,ブーツ,ベアリング,バンドです。
長いドライブシャフトが右側,短いシャフトが左側です。

ボールベアリングのアップです。
真ん中のリングを押し広げて,ジョイントをはずします。

ベアリングの中に,モリブデングリスを詰めて,ドライブシャフト一式の組み立て完了です。
ブーツバンドは,専用工具がないので,ドライバーと,プライヤー・ポンチを使用して,締め上げて固定しました。
写真では,きれいに組上げていますが,グリスがジョイントから,あふれてきて,バンドを締めあげるのが大変でした。
初めての作業だったので,次回はもっとすんなりと行くでしょう。

右側のドライブシャフトをトランスミッションに取り付けました。

左側のドライブシャフトをトランスミッションに取り付けました。

ブーツバンド部のアップです。
タイラップでもいいようですが,今回は,ブーツバンドを使用してみました。
走行中にグリスが漏れないか少し心配です。