
~Prologue~
いらないなら,処分するぞ。
そんなひとことから,
私の元へ,引き取られてきた,アウトビアンキA112
いつもの癖で,また,拾ってきしまった。
とりあえず,だめでもともと。
動けば,もうけものだ。
軽い気持ち出始めた,レストア作業。
いろんな,困難が待っているとも知らず。

ブレーキマスターシリンダー。
これはひどい。
おそらく,バッテリー液がこぼれたものをそのままに,していたのでしょう。
ブレーキパイプは,はずそうとしたときに,捩れて,モゲました。
これが,私を,悩ませることに。

とりあえず,イスをはずしてみました。
シートレールは,溶接でとめてあるんですね。
どうりで,外れないわけです。

リアのランプ関係。
結構,シンプルな構造。
さすが,イタ車?
基盤が,厚紙のようなものでできてました。

とりあえず,持ち上げてみました。
ルーフの上に見えるのは,ボンネットです。

ガソリンタンクはずしてみました。
タンクの中は,結構きれいでした。
灯油で,掃除すれば大丈夫かな。
フューエルタンクチューブジョイントは,劣化して,ひび割れていました。
これは,交換かな。

ヒーター関係はずしてみました。
結構,大変。
室内側からの作業が,かなり,アクトバティック。脇の筋肉をひねってしまいました。

エンジンは,かなり,汚れています。
左上に見えるのは,オイルクーラーです。
ちょっと。レーシーですね。
過去に乗っていた,ローバー220coupeも,純正で,オイルクーラーがついていましたが,まさか,アウトビアンキもとは,思っていもいませんでした。
さ,これから,どんどん,作業に,入っていきます。